▹ インプラントを利用した矯正で治療期間を短縮
▹ 矯正用インプラントを植立する部位について
矯正用インプラントはうまく使用すれば、これまでの矯正治療の「常識」を変える治療です。海外では数多くの症例発表がされており、安全性や効果が認められています。ただし、治療を受けたい患者さんへ1つだけアドバイスがあります。本来はインプラントを必要最低限の本数のみを使用することが、身体への負担も少なく望ましいでしょう。学会などで、やたら多くのインプラントを植立している症例なども見かけますが疑問を感じることもあります。
※主に使用する矯正インプラント(デュアル・トップ オートスクリューIII 承認番号:22400BZX00302000)
▹ インプラントを使用した歯列矯正の追加費用なし
当院ではこのような経緯から、矯正用インプラントの使用には慎重な姿勢でしたが、患者さんの矯正治療の負担が減り、治療時間も短縮することができるため、裏側矯正の患者さんを中心に大半の患者さんに使用しております。ただ、新しい技術なので致し方ないですが、植立しても安定しない症例もまれにありますので、その場合の再植立は無償(矯正費用に含む)で処置いたします。