▹ マウスピース矯正について

▹ 取り外しできるマウスピース矯正

マウスピース矯正お仕事上の理由や従来の矯正装置をつけることに抵抗があるという方のために、当院では取り外しができるマウスピース矯正を導入しております。マウスピース矯正であれば、透明な装置なので、矯正治療中であっても笑顔を見せることができます。相手に伝えない限り、治療を受けていることに気がつかれないことが多いです。マウスピースは約2週間ごとに新しいものに交換します。治療全体で使用するマウスピースは片方の歯列で10〜80個以上にもなります。少しずつ歯が移動するにつれて、理想的な歯並びへと近づいていきます。

約4週間から6週間間隔の受診のたびに、治療の進行状況を確認しながら、新しいマウスピースをお渡しいたします。自分で簡単に取り外し可能なので、食生活もこれまで通りです。歯磨きやフロスにも全く影響がないので、歯と歯周組織をこれまで通り健康に保つことができます。

▹ マウスピース矯正のメリット

▹ 透明で目立たない
マウスピースは透明なので、歯に装着していても目立たないのが特徴です。ただし、装着時に多少の違和感はございます。
▹ 取り外しができて衛生的
インビザライン・マウスピースは取り外し可能なので、歯磨きやフロスも普段通り行えます。また、簡単に洗浄ができるため衛生的です。
▹ 食べたいものが食べられる
マウスピースは取り外し可能なので、いつもと変わらない食事をとることができます。
▹ 金属による悩みも解消
不快な金属装置の装着や金属アレルギーに悩ませられる心配がありません。
▹ ホワイト二ングの併用可
マウスピースを使用してホワイトニングができるため、矯正治療と同時に歯を白くすることが可能です。

▹ インビザライン社の認定ドクター

マウスピース矯正マウスピース矯正で最もメジャーであるインビザラインの治療は診断・分析・治療計画が非常に重要で矯正専門医でなければ治療が不可能です。当院は2009年からインビザライン社から認定され治療を行っております。

▹ マウスピース矯正の最近の傾向

マウスピース矯正技術は、世界中で急速に普及しており、その人気は日増しに高まっています。しかし、このニーズの急増にもかかわらず、矯正歯科を専門とする医院の数は十分に増加していません。このため、多くの一般歯科医院がこの技術を取り入れ、手軽に矯正治療を提供するようになっています。しかしながら、需要が高まる一方で、一部の装置の品質に関する懸念も耳にします。

当院では、このような問題に対処するため、最新の3DスキャナーであるiTeroエレメント5Dプラスを採用いたしました。この先進的な装置には、う蝕検知機能も付属しており、患者様の歯牙状態を正確に3Dで把握できます。さらに、歯の移動シミュレーションには3D-CTデータを活用し、インビザラインの会社に直接データをアップロードすることで、歯根の状態もより詳細に分析可能となりました。これらの技術を利用することで、従来の方法よりも高い予測精度を実現し、最適な治療計画を提供することが可能となりました。

マウスピース矯正をお考えの方々にとって、このような特に3Dデジタルの技術的な進歩は安心材料となります。当院では患者様の美しい笑顔を取り戻すため、最新技術を駆使し、質の高い治療を心がけております。もしマウスピース矯正をご検討であれば、ぜひ当院の矯正治療を体験していただきたいと存じます。

▹ 「インビザライン(マウスピース型矯正装置)」の注意点について

①「インビザラインは医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。

②インビザラインはアラインテクノロジー社の製品であり、アラインテクノロジー社を介して入手しています。

③国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。

④インビザラインは1997年にFDA (米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。

⑤インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

▹ 日本矯正歯科学会の見解(原文引用)
昨今、日本におきましても、カスタムメイドの透明なマウスピース型矯正装置(以下アライナー)の使用が増加しております。しかし、このようなアライナー型の矯正装置に関する臨床的研究は少なく、その安全性と有効性が科学的に高いレベルで明らかにされるには至っておりません。したがって、この装置に対する社会の期待は大きいものの、全ての症例を本装置のみで治せるということは考えにくく、この治療方法に関する様々な広告内容も学会倫理規定に沿ったものであるかは不明です。また、使用の適否の判断や不測の事態への対処、治療結果は、術者たる歯科医師の責任となります。そのため、矯正診療に関する専門的教育(教育機関における基本研修)を修めた上で、高度な診断能力、治療技能、経験を有していることが不可欠です。治療を受けられる際には、その治療法の利点・欠点、及び代替治療法について、十分に説明を受け、理解された上で、同意されて下さい。